『登り窯カフェ』は、約90年前に作られた本物の登り窯の中でカフェが楽しめるお店です。
滋賀県といえば、信楽たぬきが有名ですが、『登り窯カフェ』に行けば、登り窯の中でカフェができる貴重な体験に加えて、お気に入りの信楽たぬきに出会えるかもしれません。
- 信楽のカフェを探している人
- 登り窯の中に入ってみたい人
- 信楽焼を買いたい人
のような方はぜひ読んでみてください!
登り窯カフェについて

一つ一つの部屋が連なっており、その部屋の中でカフェ体験ができます。
では、登り窯とは実際どのようなものなのか知っていますか?
登り窯とは??
陶磁器の大量焼成に使われた窯のことで、斜面に数室から十数室の房を連続して築いたもの。
第一室の燃焼の余熱を各室に利用するもので、炎の通る道「狭間(さま)」が、部屋と部屋の間にある。

実際に中に入ってみると、机が3つとそれぞれに椅子が4つ置いてあり、1人1人のスペースも広め
入り口が少し狭いので、太陽の光は入りづらいですが、室内は温かい照明がテーブルを照らしてくれています。
内壁は、窯焼きの直火により赤褐色になったそうで、でこぼこした壁も味わい深いですね。
室内の暖房は、故障していたとのことでしたが、風が入ってこないのもあり、寒くはありませんでした。
とはいえ、ほぼ外で食べるので、冷暖房は必要かもしれません。

- ぽんぽこセット(ドリンク付)・・1,320円
→バームクーヘン&たぬきのクッキー - 忍⭐︎忍セット(ドリンク付)・・・1,320円
→ロールケーキ&手裏剣のクッキー - リッチプレート(ドリンク付)・・1,870円
→ロールケーキ・チーズケーキ・バームクーヘン

土日祝限定
ほうじ茶プリン&シフォンケーキorチーズケーキorロールケーキ(ドリンク付)・・・1,210円
土日祝限定のメニューは、ドリンクに加え、シフォンケーキ、チーズケーキ、ロールケーキのいずれか一つと、ほうじ茶プリンがついてきます。
そして、今回注文したのは、シフォンケーキのセットと、チーズケーキのセット
ふわふわで優しい甘さのシフォンケーキと、クリームチーズが濃厚なしっかりしたチーズケーキ
ほうじ茶プリンは、茶の香りがしっかりとありながら、シロップ(?)がかかっていて食べやすい甘さです。
たぬきカップは可愛くて、もちろん飲みやすくて、とても気に入ったので売店で見つけて購入しました。

売店では、カフェで使用していたたぬきカップや、たぬき貯金箱、信楽焼の陶器、信楽たぬきなどなど、信楽焼の品々が購入できます。
信楽陶芸村に限らず、信楽の街には至る所にいる”信楽たぬき”ですが、どのような存在なのか、知っていますか?
信楽たぬきとは??
「八相縁喜(はっそうえんぎ)」と呼ばれる縁起を表している信楽焼のたぬきのこと。
そもそも”たぬき”は、「た(他)」「ぬき(抜く)」=「他を抜く」という意味で商売繁盛の縁起物とも言われています。

たくさんのご利益が1匹のたぬきに詰め込まれていますね。
信楽たぬきを至る所で見かけるのもそのはず、滋賀県民の方々は、一家に1たぬき迎え入れているようです。
売店には、手のひらサイズの信楽たぬきから、玄関に置いていると存在感を放ちそうな大きな信楽たぬきまで、さまざまなたぬきが並んでいたので、お気に入りを見つけて、ぜひお家に迎え入れてみてください。

売店から展望台に向けて更に上へ続く階段を上がっていくと、たくさん並んだ信楽たぬきがいます。
信楽たぬきは自由に並んでいて、展望台までの道のりには途切れることなくたぬきがいます。
大きさ以外にもそれぞれの表情や風貌が違っていて、見るのも面白いですね。

展望台に到着
そこまで高い展望台ではありませんが、屋根もあって広々しているので、時間があれば登ってみるのも良いかもしれません。
少し急な登り道だったので、下り道は注意しておりましょう。
信楽陶芸村の施設情報

【住所】
〒529-1851 滋賀県甲賀市信楽町長野1131
【営業時間】
登り窯カフェ:10:00~16:00(l.o.)
【駐車場】
あり
【陶芸体験】
【アクセス】
いかがでしたか??
今回紹介した登り窯カフェ以外にも、陶芸体験のメニューもさまざまあり、面白そうです。
ドライブや滋賀旅行の際に、ぜひ信楽陶芸村を訪れてみてください!
愛着の信楽たぬきが見つかりますように!