【初心者】富士山登頂ツアーに参加。吉田ルート

日本人ならば、一度は登ってみたいと思うのが”富士山”!
日本一の高さを誇る富士山は、下から迫力ある姿を拝むのも素晴らしいですが、頂上からの景色というのも気になるもの。

今回は、私が(体力がある)大学生の時に友人と富士山に登った時のことをご紹介します。

初心者なので、富士山登頂には”吉田ルート、ツアー「ガイド付き」”に参加しました。

ツアー内容登頂の感想について書いているので、読んでいただければ、初心者の人がどんな気持ちでどれほど辛かったのか、よくわかると思います。

目次

ツアー内容

関西発のシャトルバスに乗り、富士吉田口五合目から登頂を目指すツアー

・ガイド付き
・ご来光
・浅間大社・お宮横丁
・富獄温泉花の湯

ガイドの方が牽引してくれるツアーだと、歩くスピードや休憩、細かなアドバイスをもらいながら登ることができます。

初めての富士山に挑戦するにはツアーがぴったり!

ツアースケジュール

07:40 大阪梅田出発

16:00 富士山五合目(吉田口)準備・夕食 
17:00 登山開始 ※約4〜5時間
22:00 八合目山小屋 休憩・仮眠
02:00 登山開始 ※約2〜3時間
04:00 頂上 軽食
05:00 ご来光・下山 ※約3〜4時間
09:00 富士山五合目(吉田口)到着

20:30 大阪 到着

帰りの富士山五合目を出発後、ツアーに含まれている「浅間大社・お宮横丁」の観光と「富獄温泉花の湯」でのお風呂・ご飯があります。

私はツアーに参加していましたが、富士山のあとは静岡観光を計画していたので、帰りは大阪まで乗らず「富獄温泉花の湯」でシャトルバスを降りました。

大阪まで乗れるバスだったので少しもったいない気もしますが、旅行を優先しました!

・料金

基本料金 21,800円
レンタル料金 15,000円
国内旅行損害保険 1,000円   計. 37,800円

基本料金に、出発前の夕食、山小屋で支給される食料、下山後の昼食、温泉代も含まれていました。

山小屋で支給された食料は、水・パン・キットカット・カロリーメイトみたいなの・ソーセージ

ちなみに、関西から出発するとサービスエリアでご飯を食べる時間がありますが、そこでお弁当などはありません。それ以外の食事は全部ツアーに含まれていました。

・レンタル内容

レインウェア、ザック、登山靴、ストック、ヘッドランプ、ショートスパッツ、防寒着(フリース)、トレッキングパンツ、昨日整体つ、膝サポーター、アウター手袋、帽子

上記のレンタル内容は、フルの12点セットですが、レインウェア、ザック、登山靴、ストック、ヘッドランプ、ショートスパッツ、防寒着(フリース)の7点セットなど、自分の持っているものに合わせて借りられます。

登山用品はかなりの荷物になるので、その後計画していた静岡旅行のためにも私はフルセットで借りました。

登山用品を持っている人は各々使い慣れたものを持ってきていましたが、自前のものがない人にはレンタルを使うのも全然アリだと思います。

準備したもの

お金 
小銭 ※山小屋のトイレで必要
タオル・ハンカチ 
Tシャツ2枚 ※ウェアの下に着る
ゴミ袋 ※ゴミは絶対に持ち帰る
ウェットティッシュ
日焼け止め ※めちゃくちゃ日焼けします。
飲み物 ※2L持って行こうとしたらガイドさんに重すぎるとしんどいよと言われ1Lに。ツアーだったので、八合目で500mlのお水をもらえました。

荷物はとにかく要らないものを持っていかない!というふうに言われました。
重たい荷物は体力を奪うので、少しでも身軽で行くことが大切だそうです。

心配性なのであれもこれも持っていきたくなりましたが、初心者ということもあり、体力面を第一優先に考えて、要らない荷物は五合目のロッカーに預けました。

【感想】富士山五合目

五合目で準備をする時間は1時間!

着替えて、ご飯を食べて、荷物を確認しているとあっという間に過ぎてしまいます。

用意されたお弁当も少ない時間で食べるには量が多いですが、食べなきゃお腹が空くだろうし、お腹が減ると登るのしんどいだろうしと思い、結構頑張って食べ切りました。

準備を終えて集合すると、荷物の確認を行い、ガイドさんから靴の履き方ストックの持ち方注意事項をしっかり聞きます。

そこまでが完了すると、登山開始です!

【感想】登山について

登山を開始すると、初めは緑もあるし、「雲より上を歩いてるんだ」くらいのことを思いながら歩きます。

途中、景色が開けたところに出ると、ガイドさんから写真タイムがもらえるので、ツアー参加者みんなでパシャパシャ

まだまだ登り始めでも、景色は綺麗で気持ちいいです。

小休憩を何度か挟みつつ登っていると、緑は減り、足元は土になり、辺りは暗くなってきます。

暗くなってくると、だんだん「高いところまで行くんだな」という気持ちにもなってきて、後どれくらい登れば山頂?と考えます。

街の風景もキラキラしていて、登り初めとは違った雰囲気です。

【感想】富士山八合目(山小屋)

八合目まで来ると、真っ暗で足も結構疲れ切っています。「やっと着いた!」です。

山小屋の中にはカプセルホテルみたいな、それにしては大した区切りはないけれど、一応着替えができるくらいの個人スペースがあります。

枕と寝袋があり、食料も置いてあります。

山小屋に着いたのが、22時ごろ。約3時間の仮眠です。

さっと寝て、さっと起きて、用意された食料をさっと食べて、腹ごしらえができたらすぐ出発です。

時間も少なくて、ちょっとガヤガヤしていて、ちょっと狭いスペースで寝るのは、普段なら寝れませんが、疲れていたのですぐ寝れました。

ここの山小屋のトイレは「200円」でした。

【感想】山頂


仮眠から目を覚ますと、いよいよ目的の山頂に向けて、出発です。

山小屋から山頂までは、真っ暗で歩きにくい道が続きます。
休憩時間もひたすら体力回復に専念。流石にきつかったです。

そして、山頂付近まできた時、驚いたのは人の多さでした。
こんなに多くの人が登ってたのか!と思います。

日本一高い山、やっぱりみんな登るんですね。

山頂では、うどんやカレーが売られていて、私は豚汁を食べました。
並々ならぬ達成感と疲れた体に温かい豚汁はめちゃウマです。

豚汁で回復すると、記念バッジを買う余裕も出ました。
何種類かありましたが、私は日付の入ったものを購入。

ご来光までの時間は自由に過ごす時間になっていて、各々休憩したり、小屋から出ていたり、好きなように過ごします。

山頂は強い風が吹いていて、小屋の外にいると近くにいる人の声でさえ聞こえづらかったです。

トイレは「300円」でした。

写真は、私のみた富士山山頂付近からの景色です。

山頂は人が多すぎたので、ご来光に合わせて見やすい所に下りました。
雲が多くてわかりづらいですが、うっすら太陽がのぞいてる景色は、光が眩しくて、なんだかありがたみを感じます。

私はこの、ほんのりピンクがかった雲薄い光水色の空がパステルな色味で可愛くて好きです。

【感想】富士山登頂はしんどい?

さて、「富士登山はしんどいのか」に関して言うと、私は友達と一緒ということもあり、総合的にはキツさよりも楽しかった思いが強いです!

数年前から富士山に挑戦しようと話していたことなので、多少のキツさよりもなんとか頑張りたい!という気持ちが強くあったのが理由だと思います。

もちろん、登っている間は話せるような楽な状況じゃなく、休憩を挟みながらも数時間登るのは大変でした。

ガイドさんが休憩を決めてくれているので、はじめは「もう休憩?!」と思うほど余裕を持っていたこともありましたが、最後にはヘトヘトすぎて、ガイドさんに言われなきゃ休憩後に登り始められなかったほどです。

ただ、ツアーには初心者の方も多くいて、お年寄りの方や小学生も参加していました。
ツアー参加者が全員登頂できていたので、しっかりと準備をして挑めば頂上まで登るのも可能だと思います。

下りは登る時の半分くらいの時間しか掛からなかったのですが、登りで疲れた足には結構過酷で、足が持っていかれそうになりながら下りてました。

ツアーのガイドさんは後ろの方から下りてきますが、基本は決められた時間までに各々で下りるという下山です。

まとめ

頂上に立った時の達成感と、眺める景色は日本一高い山だからこそ味わえるものだと思い、とても感動したのを覚えています。

黙ってひたすら登り続ける時間や足元の悪い中で足を進めるのは、時に大変で過酷だと感じましたが、それも含めて良かったと思っています。

私は体力のあるうちにと思い、大学生の頃に登りましたが、小学生や高齢者の方が登っているのを見ると、何歳でも挑戦し、登り切ることができるんだと思いました。

ご来光や頂上からの景色以外にも、富士山の魅力は”登ること”や”山小屋”など、達成感となる経験や普段味わえない非日常を体験することができる良さもあります。

ぜひ登ってみてください!と言いたいところですが、

憧れだけで登ると大変なことになるので、準備や自分の体力をしっかりと管理してから挑んでみてください!

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この記事を書いた人

読書と映画を趣味にしながら、週末の旅行やお出掛けを計画する20代OL。
コブタ貯金箱で世界一周旅行を夢見てます。

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