旅に出たくなるエッセイ3選

読んでいる最中から読後まで、おうちにいながら自分も旅に出たかのような経験ができる”旅エッセイ”

そんな旅エッセイを読んで、異国を旅する読書を楽しんでみてください

・旅や海外に思いを馳せる人

・なかなか旅行に行けていない人

・おうちで外を満喫したい人

にぜひ読んでほしいエッセイです

目次

『わたしのマトカ』

片桐はいりさん著作『わたしのマトカ』

この作品は、片桐はいりさんが映画『かもめ食堂』の撮影で訪れた、フィンランドでの日々について綴られています

映画撮影の現場裏話も面白おかしく語られていて、そこには日本とフィンランドの違いなんかも読み取ることができます

景色と食事、フィンランド人の人柄が、好奇心に満ちた片桐さんの目線で描かれていて、ほっこりしつつ、ユニークな表現につい笑ってしまう素敵なエッセイです

分からない世界に対して、いとも簡単に飛び込んでいく片桐さんの姿はかっこよくて勇気になります

『わたしのマトカ』

著者:片桐はいり

出版社:幻冬舎

発売日:2010.02.05


『真夜中の栗』

小川糸さん著作『真夜中の栗』

旅行とは違うけれど、ベルリンに住む小川糸さんの日常を綴った日記エッセイで、読んでるうちにベルリンまで行って、料理をしたり出掛けたり、夜空を見上げたいという妄想が膨らんでくるエッセイです

あらすじ冒頭に「私の毎日はいたって平凡だ。」とあり、いやいやそんな素敵な日常だれも送ってませんよと言いたくなるけれど、小川糸さんのように丁寧に1日を読みほぐせば立派なエッセイのような日々を過ごしているのかもしれないと、考えることもできました

夜に少しずつ読み進めて、ゆっくりぽかぽかするのがオススメのエッセイです

訪れたことのない街ですが、このエッセイを読んでいて歩き馴染みのベルリンを感じることができました

『真夜中の栗』

著者:小川糸

出版社:幻冬舎

発売日:2022.0210


『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

若林正恭さん著作『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

全国民に読んでほしいエッセイと私が勝手に認定して、友達にも家族にもお勧めしているエッセイです

キューバ・モンゴル・アイスランドへの一人旅が綴られていて、ザ・観光地な所だけでなく、地元の人しか行かないようなディープなところにも足を運んでいるのが普段見れないものを見せてもらえてるようでわくわくします

この本を読んで、若林さんと同じコースで旅行したいと思っている人も多くいるはずです

思わず声を出して笑っちゃうような言い回しや言葉選びで、なんといっても表現が面白い!

読み進めやすい本でありながら、気付いたら目尻に涙が滲んできちゃうようなシーンもあり、本当にたくさんの感情を震わせました

軽い気持ちで読んでも楽しめるし、良いもの読むぞ!と意気込んでいても楽しめるエッセイです

『表参道のセレブ犬とカバーニャ要塞の野良犬』

著者:若林正恭

出版社:文春文庫

発売日:2020.10.07


今回は旅に出たくなるエッセイということで、海外の魅力がたっぷりの作品を選びました

思い切って海外に出てきた気持ちになれたり、海外を日常のように感じることができたり、その場の空気感を肌で体験できているような、著者のジーンと胸打たれた感覚が自分にも感じられるような、そんなたくさんの感動を味わえます

どれも私が本当に大好きな本なので、気になったり、読んでみようかなと思ってもらえれば嬉しいです

この記事が気に入ったら
いいね または フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

読書と映画を趣味にしながら、週末の旅行やお出掛けを計画する20代OL。
コブタ貯金箱で世界一周旅行を夢見てます。

目次